
俺は遠くへ離れた。もう一度、あなたに近づくために・・・。
都会で怠惰な日常を過ごす俺の元に突然届いた、親父の死。
久しぶりに帰郷した俺にまとわりつく奇妙な“違和感”。
だが、明らかになる親父の壮絶な生涯を通して、
その奇妙な違和感の理由が、ゆっくりと氷解してゆく。
第35回中国短編文学賞 最終候補作。
【作者コメント】 http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/a87041ce23952386bf75c0abff7b712d
ひとりから、ふたりへ。ふたりから、ひとつへ。
家族って、何だろう?
そんな素朴で永遠の疑問に答える
二つのショート・ストーリー。
【作者コメント】http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/4e6f7429ac5c2a386a7e0b1c505e4401
僕たちは走る。その道がどんな道であっても。その道の先が見えなくても。様々な人や出来事を、乗せたり降ろしたりしながら・・・。
もうすぐ39歳になる僕。
小さな会社の営業マンだが、結婚し、家族を持ち、家を買い、
いくつかの小さな不満を抱きながらも、30代と40代の狭間で
平凡の王道のような毎日を歩んでいる。
ある日、学生時代の旧友から先輩の死を突然告げられた僕は、
旧友とともに先輩の故郷へと向かう・・・。
人生の折り返し地点にたどり着いた、どこにでもいる“普通”の
男の物語。
第33回ふくやま文学選奨 短編小説部門・佳作受賞作。
【作者コメント】http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/9585257e99b30981b517f6864a5a76d7
オトナになった、子どもたちへ・・・。明日、天気になぁれ。
かつて子どもだったオトナたちに贈る、
4本のショートストーリー。
あの頃のあなたは、今も心の中にいますか?
【作者コメント】http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/177051e02f88ea81f1f86c8a8cfaf77e
人間は後戻りができない。でも・・・。
家庭が壊れ、仕事も挫折し、40代で再び空っぽになろうとしている男・徹。
ある夏の日、20代を過ごした古びたアパートにふいに舞い戻った彼は、
夕闇に包まれたかつての自分の部屋で、不思議な出来事と遭遇する。
誰もが、心の中に爆弾を抱えている。
みんな、その爆弾とともに歩いてゆく。闘ってゆく。生きてゆく。
【作者コメント】http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/95a65257fddeca49e93acd2f9155e07c
いつの日も、いつまでも、河岸から探していた・・・。
広島市内の小さな町・小宮町。
下町の風情を残したこの町に、ある日突然、大規模な
再開発計画が持ち上がる。
再開発を機に新しい生活へ切り換えようとする母。
奇しくも再開発の時期に結婚する息子。
そしてその町に小さな家を建て、何十年とそこで
暮らしてきた高齢の祖父は・・・。
ささやかな日常を営む家族の通して綴った、
静かな祈りの物語。
【作者コメント】http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/3315e7e957e032c9c8b6dbc4c1418acc
北原りきるさんゆきのんさん ご購読いただきありがとうございました。私の書く作品は情景描写を評価してくださる方が多く、ゆきのんさんにもそのような評価をしていただき、本当に嬉しいです。クライマックスとも言うべき河岸の祖父のシーンの祖父の言葉は、ストーリーを執筆しているうちにほとんど自然に出て来たような言葉ばかりです。物語を綴るうちに登場人物たちが勝手に動き出す・・・という話を聞くことがありますが、今思えば、このシーンを書いている時も、もしかしたら、そのような状態になったのかもしれません。
あの夏、小さな水槽に閉じ込められていたのは、彼女だけではなかった。
1989年、夏。
夢も目標もなく、ただただ真夜中のコンビニで
アルバイトをしているだけの怠惰な20歳の僕の前に、
突然、異国の少女が現れる。
この国が熱病のように浮かれ踊らされていた、あの頃。
そんな時代の片隅で静かに生まれて消えていった、小さな物語。
第34回ふくやま文学選奨 短編小説部門・佳作受賞作。
【作者コメント】http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/ce68b81b9446ee56f4c54f9f4d563d0f
カラダも、ココロも、丸裸。
狭くて小さなバスルームには、大きくて暖かな物語が息づいているのです。
【作者コメント】http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/f3c05733edc24e356a9abf36980ef071